続・日本100名城 PR

潮流に守られた城‼︎瀬戸内海航路を支配した村上海賊の本拠地‼︎【能島城 No.178】

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続・日本100名城 No.178 能島城(のしまじょう)
住所 愛媛県今治市宮窪町能島
スタンプ設置場所 村上水軍博物館内
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は原則翌日振替)
12月29日から1月3日まで
公式サイト https://www.oideya.gr.jp/spot-c/noshima/

おはようございます♪ 水陸両用系女子カトレアです♪日本100名山であり西日本最高峰の石鎚山に登頂すべく愛媛県に上陸!そのついでに前回は今治城も攻城いたしました!

さらにはその翌日、船でしか上陸できない幻の城址「能島城(のしまじょう)」にも訪れました!!!

村上海賊の拠点だった「能島城」は、潮の流れが取り巻く海城で島全体が城塞化されています。海城や山城には幾度となく訪れましたが、どれも陸続き。まさか歩いて行けない城があったとは・・

100名山からの100名城、そしてその最後を締めくくるのは続・100名城!しかも船で向かう無人島に残る海城跡!能島城攻城編です!!




能島水軍からスタート♪

住所 今治市宮窪町宮窪1293-2
営業時間 午前9時~午後3時
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月31日~1月3日)
公式サイト https://sites.google.com/view/noshimasuigun/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

能島上陸&潮流クルーズに参加すべく、宮窪漁港にある能島水軍にやってまりました!ここはレストランやお土産屋さんも併設されていて、能島に興味のない方でも、潮流クルーズのみのプランもあります。



能島上陸&潮流クルーズの参加者には、乗車券と一緒に限定のご城印も頂けちゃいます(*˘︶˘*).。.:*♡



救命胴衣を着用して、少しでも涼しいうちにと1便の9:45に乗り込みました!!



老若男女問わず沢山の乗船者さん。ガイドさんも1名同行してくれます。自力で行くことはできず、このツアーに参加しないと島への上陸はできないのです!



能島へは10分程で到着しますが、航路では渦巻く潮流を見ることもできます^^これが天然の要害となって、敵を簡単には島へは上陸させてくれないのですね!!



いよいよ船が停泊し、能島へ上陸!!!

能島上陸&潮流クルーズ
https://s-leading.co.jp/kanko_noshima

能島城跡へ上陸♪



能島城址は、瀬戸内しまなみ海道で繋がる伯方島と大島の間、宮窪港沖合に浮かぶ周囲約720mの無人島能島鯛崎島の2つの無人島に残る海城跡です。能島村上水軍の中枢本部として、島全体が海城として築城されました。



船着場から少し移動して、島内の南部にある平坦地でまずはガイドさんから島についての説明をうけます。



船にのってる間は風もあって涼しかったのですが・・上陸した途端に降り注ぐ直射日光!!今日もやっぱり暑いです;



一通りの説明の後は、草むらの中にある階段を登って、三ノ丸のあった場所までみんなで移動。



この付近の海域は帆船時代、瀬戸内海航路の最も重要な航路の一つでした。しかも干満時には激しい潮流を生み、渦巻く急流は天然の要害となります。このため、平時には通過する船に対して水先案内人として行きかう船を案内し、帆別銭(一種の通行料)を徴収、室町期以降この地に能島城を築き村上海賊は発展して行ったのでした。



今日のようなお天気だと、しまなみ海道もバッチリ見えます^^海も綺麗で、瀬戸内海は穏やかなイメージがありますが島付近は流れも早くて水深もそんなになさそうなので、船をつけるのは大変だっただろう事が安易に想像できます。



潮流クルーズに来ていた船も見えました♪せっかくなら、ぜひ上陸もセットでする事をお勧めします!



さて、続いては一番高所にある本丸跡へ。といってもそれらしきものは何もなくて、ただ単に草むらw ガイドさん曰くここは教育委員会の管理で年に数回草刈りをしてくれるらしいのですが、マメにやってくれるわけではないので夏場は生え放題になるようです;



島の発掘調査は終わっているらしいのですが、掘り起こした後は埋め戻されています。そして時期的なものもあるのでしょうけど、草が生い茂っているのであまり当時の痕跡を感じられるような場所は少ないです。



階段の先にあるのは、東南の出丸。鯛崎島も鯛崎出丸と呼ばれていたので、この二つで見張りをすれば通行する船は島から丸見えですよね!小さな島ですが、とても攻めにくいけれども攻めやすいという考えられた城だと思います!



戦国末期に豊臣秀吉の海賊停止令により、水軍の歴史は終わりを告げたました。能島城は廃城となり、江戸時代以降無人島となってしまったのでその城塞遺構の保存状態は良きものだったそうです。



帰りの船では、鯛崎出丸にあるくじら地蔵を間近で見せてもらえます。このお地蔵さんにまつわる民話もあるので、興味のある方は是非ご覧になってみてください^^

暑い中でしたが、75分のクルーズ&上陸を終えて港に戻りました。とても貴重な体験ができました。さすが続・100名城!



陸地に戻った後は、能島水軍の向かい側にある村上海賊ミュージアムへ♪




今治市村上海賊ミュージアム

住所 愛媛県今治市宮窪町宮窪1285番地
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は原則翌日振替)・12月29日から1月3日まで
観覧料 一般:310円 
公式サイト https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/suigun/



入口に鎮座するのは、村上景親公。能島村上氏当主の村上武吉の次男坊です。



暑いのでとにかく中に入って涼みたいというのもありますが、ここに来た最大の目的はアレです( ・∇・)

続・日本100名城スタンプGET



観覧料を払って中に入ると、まずはスタンプをGET♪これは今までのスタンプの中でも、とても貴重です!!なんせ船で上陸しましたからね!



無事にミッションを終えた所で、ゆっくり涼みながら中を見ていきます。



写真がOKなものとNGなものがありました。うっかりNGを撮るといけないので、こんな時は瞼シャッターで心のフォルダに焼き付けます!



村上家の至宝なんかも見られて、村上海賊の歴史もよくわかりました。そしてミュージアムショップで見つけてしまった気になる本・・



村上海賊の娘ときたら読まない訳にはいきません!四巻あるので、一巻を読んで面白かったら続きを買おうと思ってましたが、案の定面白くて続きを速攻アマゾンでポチり(笑)



もし能島城にこれから行かれる方は、先に読んでおく方がお勧め!きっとまた違った見方ができると思います^^思わぬ形で見聞を広げる事になりましたが、海賊の歴史も知れば知るほど面白く沼りますね!



ちょっといつもと違ったパターンの攻城でしたが、貴重な体験ができました^^前日の今治城も記事にしていますので、よろしければ是非合わせてご覧ください^^

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました(*˘︶˘*).。.:*♡一体私はいつ走るのやら・・