日本100名城 No.77 | 高松城(たかまつじょう) |
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住所 | 香川県高松市玉藻町2-1 |
スタンプ設置場所 |
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開城時間 | 5:30~19:00(時間は季節によって異なる) |
定休日 | 年末年始 |
公式サイト | http://www.takamatsujyo.com/ |
おはようございます♪ 爆食系女子カトレアです♪今回は第56回こんぴら石段マラソンに参戦すべくうどん県・香川にやってまいりました♪
という訳で香川県内にある100名城を2つ攻めてきました!!まずは、四国内での人口規模や人口密度では愛媛県松山市に次ぐ2位、高松市にある【高松城】です!!
15時過ぎに着いたのですが、久々に涼しさを感じながらの快適な攻城(笑)日にもよりますが、やっと暑さが和らいで良き季節になってきました^^今まで数々のお城を攻めて参りましたが、その中でも数少ないお気に入り城にランクインするほど良きお城でした^^
今回は、そんな【高松城・別名:玉藻城(たまもじょう)】の攻城編です♪
史跡高松城跡玉藻公園専用駐車場からスタート♪
高松城址のある玉藻公園のすぐそばにある無料駐車場!入園中のみ利用できる駐車場ですが、無料という太っ腹ぶりです!
17時には閉まってしまうみたいなので、タイムリミットは2時間弱。この日は曇り空で、散策するには程よい涼しさでした(ここ重要)。城内はお堀に囲まれていますが、駐車場を出てすぐの旭橋を渡って選手入城です!
高松城・大手門のある東門から入城
旭橋を渡る道中から見える艮櫓(うしとらやぐら)。これは北東の方角のことを丑寅(艮)ということから名づけられたそうです。立派な松に囲まれて堅固な石垣の上にそびえています!!
お堀には無数のお魚さん達。この時は鯉が泳いでると思っていましたが、のちに鯛だという事がわかり仰天!!お堀の水は海水なんです!海水を引き込んだ訳ではなく、海を埋め立ててお城を作ったからなんだそうです。
お城に入る前から見所があって、なかなか中に入れません(笑)
城内への入口は東西にありますが、今回は東口から入城。どちらの門にも100名城スタンプが置いてあります^^
日本100名城 高松城 No.77スタンプGET♪
東門で入城料の200円を払って、スタンプを押します。入口に置いてあるので、多分スタンプだけでも押せると思います。
無事にスタンピーン♪綺麗に押せるかドキドキの瞬間です( ・∇・)
無事に綺麗に押せた所で、いよいよ城内にお邪魔いたします。まずは先ほど旭橋から眺めていた、旧東之丸艮櫓がお出迎え!
城内は、たくさん重要文化財指定された建造物がありますが、もちろん旧東之丸艮櫓もそのうちの一つです。
- 月見櫓
- 水手御門
- 渡櫓
- 艮櫓←イマココ
- 披雲閣
さあ、どんどん中に進んでいきましょう。高松城は、豊臣秀吉の家臣・生駒親正よって、1588年より築城開始されました。北側が瀬戸内海に面しており「日本三大海城」にも数えられています。
- 高松城(香川県高松市)←イマココ
- 今治城(愛媛県今治市)
- 宇和島城(愛媛県宇和島市)
そして城内にはたくさんの松が植えられていて、ジャパニーズ感を強く醸し出しています。約1,100本の松が植えられているそうで、昭和天皇・皇后お手植え松もあるそうです。
高松城・桜御門
どんどん進んでいくと、目の前にまたまた立派な櫓!!こちらは、御殿だった「披雲閣」の正門桜の馬場と三の丸(披雲閣)を画する位置に建てられた桜御門です。
門の先には「披雲閣」があるのですが、そこへいく道中にも小さな松盆栽が飾られていたりして視界が忙しいです。
そして正面には城内に現存する、披雲閣(ひうんかく・旧松平家高松別邸)です。大正6(1917)年に、高松松平家当主の別邸として建築されました。
この場所は、高松城の三の丸御殿跡で、建築面積1916平米も及びます。当時は香川県の迎賓館としての役割も担っており、外観は和なのですが、内装には洋も取り入れているそうです。
そして披雲閣がすごいのは建物だけでなく、庭園もすんばらしいのです!
といいながら、なぜかお庭の写真が皆無というミラクル(笑)仕方ないので画像を公式サイトからお借りしました↓
お庭を抜けると海手側の玄関口、重要文化財の月見櫓・水手御門・渡櫓の重要文化財三重奏♪
近すぎるのと中からなのでイマイチ画像(笑)ここは引きで外から見ると圧巻ですよ!またまた画像を拝借してみます↓
そして水門の方に向かうと、ちょうど船が通りかかりました。風情があって素敵な光景☆せっかくなので舟に乗ってみる事にしました^^
高松城・城舟体験♪
なんと500円で舟に乗れるだけでなく、舟の上から魚に餌やりができます!救命具を腰につけて、笠をかぶり、餌をもらって舟に乗り込みます^^韓国人の家族と同じ舟でした。
船頭さんがお城の歴史について説明しながら、ゆっくりと舟を漕いでくれます。涼しくて気持ちいい!!そして舟の動きに合わせて大量の鯛がついてくるんです!
鯉だと思っていた魚は鯛で、黒鯛と真鯛がうようよ!前記した通り、お堀の水は海水100パーセントで、日本でお堀に鯛がいるのは高松城だけなんだとか!
みんな大興奮で餌やり♪とても貴重な体験ができました。そして舟からみる石垣や鞘橋(さやばし)も、陸で見るのとは一味違って素敵です(語彙力w)
鞘橋は天守閣に至る唯一の通路で、敵に攻められた時は橋ごとぶち壊すんだそうです!ちなみに橋に屋根がついたのは江戸時代で、それまでは剥き出しでした。
この石垣の上が本丸跡で天守台のあった場所です。
再現うちわが舟に積んであって、VRのように当時の様子が伺えますね(笑)石垣すれすれまで接近してくれるので、下から見上げる石垣は圧巻!積み方の細かな所まで見る事ができます。
お堀を巡る城舟体験は他のお城でもよく見かけますが、実際に乗ってみるのは初めてでした!とても良かったので、おすすめ^^
涼やかな風に吹かれながら、優雅にお堀を巡って城舟は終了。次はいよいよ天守閣跡に向かいます。
高松城・鞘橋を渡って天守閣跡へ♪
こちらが天守へとつながる唯一の道、鞘橋です。さっきは舟からみた光景を、今度は自分の足で踏みしめます。
橋の真ん中からみた風景。現代的な建物が残念ですが、ちょうどことでんというローカル電車がやってきました。こちらから見るよりも、電車のホームから鞘橋を見る方が良さそうですが、お堀の向こうで電車が走っているなんて素敵な光景でした。
さて、鞘橋を渡ると天守へと続く石垣があります。この石垣も痛みが激しく、天守台をほぼ解体して積み直されたものなんだそうです!
天守の高さ約26.6メートルもあって、四国最大でした!天守台上は、現在は展望デッキになっていて瀬戸内海を一望できます!
天守からみた風景。先ほど通ってきた鞘橋、今日は色んな角度から見る事ができました^^
お堀の向こうには瀬戸内海と雄大な山々。上からみると、お城の広大さがよくわかって改めてすごいお城だった事が伺えます!
これにて高松城の攻城はおしまい!いつもより写真多めですが、それくらい見所のあるお城でした!最近は炎天下の中で行くことが多かったので、涼しくなってゆっくり回れたのも良かったです^^城舟体験は特におすすめ!外人さんがほとんどでしたが:とても推せるお城なので、ぜひ行ってみてください♪
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!次回は丸亀城編です!そちらもぜひ♪