続・日本100名城 No.199 | 座喜味城(ざきみじょう) |
---|---|
住所 | 沖縄県中頭郡読谷村座喜味708-6 |
スタンプ設置場所 | 世界遺産 座喜味城跡ユンタンザミュージアム |
入城時間 | 入口にて押印可能。休業日も押印可(年末年始除く)。 |
公式サイト | https://www.yomitan-kankou.jp/tourist/watch/1611289699/ |
おはようございます♪ まだまだお正月モード全開のカトレアです♪いよいよ琉球王国のお城巡りシリーズも最終回となりました!!
今回はお城としては4つ目ですが、続・日本100名城としては2つ目となる【座喜味城(ざきみじょう)】です!
規模は小さいですが、城壁や城門の石積みの精巧さや美しさは沖縄の城の中で随一といわれているんです!年内にUPするのは間に合わなかったのですが、2024年最後に訪れたお城でもあります!
今回はそんな【座喜味城(ざきみじょう)】攻城編です!!!
世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム南側駐車場からスタート♪
今回巡ったお城は、それぞれミュージアム的なものがありましたが座喜味城跡にもユンタンザミュージアムというポップなネーミングのミュージアムがあります。
続・100名城スタンプもミュージアムにあるのですが、ななななんと!中に入らなくてもスタンプが押せるシステム!そしてお城も無料で入城できる太っ腹ぶり!
世界遺産 座喜味城 続・日本100名城スタンプ
読谷村のゆるキャラ「よみとん」がスタンプの場所を案内してくれていますw
さっそくスタンピング♪これで首里城を除く沖縄のお城は100名城、続・100名城の両方制覇しました(*˘︶˘*).。.:*♡
今回はミュージアムはパスして、さっそく選手入城といきます!!
世界遺産 座喜味城跡
ミュージアムの前を通り、階段を登るのですがその両脇には石碑が建っています。
さっそく石碑の間にある階段を登っていきましょう。前にちょうど韓国人らしき団体さんが歩いていて、写真を撮るタイミングが難しかったです;どこのお城も外国人観光客がたくさん。
階段を登ると、すぐに外郭が見えてきます。座喜味城はコンパクトなので、ゆっくり見ても1時間程だという事前情報だったのでサクッと見ていきます。
前日の快晴の夏日とは打って変わって、あいにくの曇り空で、時々小雨が降る肌寒い日だったのですが、それでも本州に比べたら全然暖かかったです。
世界遺産 座喜味城跡 琉球最古のアーチ石門
座喜味城跡の一番の見所と言われているのが、こちらの沖縄に現存する最も古い石造りの二の郭のアーチ門です。
アーチ石門の強度を高めるために、中央部にはクサビが打ち込まれていて、とても高い築城技術なんだとか。ちなみに座喜味城は、戦乱の世だった「三山時代」に活躍し、琉球王国統一後の国の安定に尽力した護佐丸(ごさまる)によって築かれた城です。
国王に対抗する勢力を監視する目的でつくられ、1420年頃に完成しています。軍事要塞に特化した城と言われていて、戦に備えた工夫があちこちに施されています。
座喜味城は国頭マージと呼ばれる粘土質の赤土の上に築かれていて、城壁は石をかみ合わせて積み上げた「相方(あいかた)積み」と、日本の築城様式にも見られる「布積み」で築かれています。
そして、座喜味城は一部の立ち入り禁止区域をのぞいて自由に登ることができるんです!!
登っても良い場所には階段で登れるようになっているので、さっそく登ってみます!
城壁の幅に厚みがあるのが特徴で、城壁の上に登れるのは座喜味城と中城城だけなんだそうです!
城壁の上から見た内部の様子。確かに丸っと見渡せるコンパクトさですね。近世では日本軍がこの場所に高射砲陣地を構築していたり、1974年まで米軍基地ボーローポイント内のナイキミサイル通信基地となっていたんだそうです。
そもそも軍事用に作られているので、使い勝手が良かったのでしょうか?沖縄返還を機に返還の機運が高まり、1974年に米軍から返還されました。
その後は調査と復旧が進められ、美しいグスクとしてよみがえり2000年世界遺産に登録されるまでになりました!!! 最後は素敵な歴史として締めくくられて良かったですね!私の琉球王国のお城巡りもこれにて終了となります!まだ首里城が残っていますが、いつの日か完全復活を遂げた際に訪れたいと目論見中!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。ぜひ他の3城もご覧ください♪チャンチャン♪