日本100名城 No.72 | 吉田郡山城(よしだこおりやまじょう) |
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住所 | 〒731-0501 広島県安芸高田市吉田町吉田字郡山 |
スタンプ設置場所 | 安芸高田市歴史民俗博物館 |
開館時間 | 9:00 ~ 17:00 |
休館日 |
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入館料 | 大人500円、中学生以下無料 |
公式サイト | https://akitakata-kankou.jp/touristspot/462/ |
こんにちは!カトレアです♪ 今回も走らないRUNブログ( ・∇・)毎度お馴染みの攻城編です♪
今回の舞台は、標高390mの郡山全体を要塞化した西日本最大級の中世山城でといわれる戦国武将・毛利元就の居城である【吉田郡山城】です!
山城ですが、100名城に選出されているだけあって歩きやすく整備されたハイキングコースになっています。毛利家のお墓があったり、神社や銅像もあって毛利家の繁栄ぶりを伺いしることのできる場所です。
まだまだ気温が不安定ですが、結構歩くことになるので涼しい季節にいくのがおすすめ!今回はちょうど良い気候に恵まれ、自然豊かな郡山を満喫できました!跡地しかないので、時々ある石碑や看板を見ながら思いを馳せることになりますが歩き応えも見応えもある城跡でした♪
という訳で今回は【吉田郡山城 】攻城の巻(*˘︶˘*).。.:*♡
大通院谷川砂防公園駐車場からスタート♪
今回は、吉田郡山城の南西にある大通院谷川砂防公園駐車場からスタートします。10台ほど止められる無料の駐車場で、トイレもあるので安心です。
駐車場の前は大通院谷川砂防公園になっていて、とっても綺麗に整備されています。まさに100名城の称号が相応しい壮観です!
大通院谷川砂防公園
時刻は7時43分、朝のひんやりした空気と清々しい緑がとても気持ち良いです^^すでに散策している方が数名いて、人気の高さが伺えます。
あちこちで椿が綺麗に咲いています。まずは階段を登って、登山口に向かいます。登山口までは歩きやすく整備されているので、気軽にお散歩することができます。
郡山城跡というのが正式名称のようですが、奈良の大和郡山城と被るので今回は吉田郡山城という表記で統一させていただきます。
吉田郡山城は、戦国武将・毛利元就の居城です。標高390mの郡山全体を要塞化し、山頂の本丸を中心に多くの尾根に270もの曲輪を配した西日本最大級の中世山城です。この城はのちに毛利輝元が広島城へ移るまで使われたそうです。
「吉田郡山城の戦い」の舞台でもあり、尼子詮久(後の尼子晴久)率いる2万の軍に包囲されながらも籠城して撃退した城です。
石垣も崩れていたりして、ほぼ跡地でしかないのですが、説明看板や石碑のある場所から当時を妄想して思いを馳せる脳内VR散策!登山口からは山歩きになりますが、それまでは割と整備された道なのでクロックスでも問題なかったです(笑)でも良い子は真似しないでね!
毛利元就公の墓所
10分ほど歩くと、古めかしい鳥居があります。隣に毛利元就の墓所参道と書かれた石碑があり、ここからが毛利元就の墓所への参道になっています。
広島県史跡・毛利元就の墓と刻まれた石碑。
毛利元就だけでなく、城下や城内にあった身内のお墓が移葬されて毛利一族の墓所となってまとまっている様です。
お墓参りをして、ここから800m先にある本丸に向かいます。ここからはいよいよ山の中に入っていきます!
吉田郡山城跡(本丸)登山口
時刻は7時56分、さあ下山までどのくらいかかるでしょうか?
登山道と言っても、そんなにガチ登山ではなくキチンと整備された道なので歩きやすいです。あちこちに石碑や道標もあるので、わかりやすいですが・・逆にいうとそれがないとどこが何跡なのか全くわからない・・
こちらは御蔵屋敷跡です。周囲には崩れた石垣が・・山城でも石垣は残っている所も多いのですが、ここは残念ながら崩れていました。
本丸はおそらく一番高く見晴らしの良き場所にあるので、どんどん登っていきます。
こちらは本丸の南側にある二の丸跡。本丸とは2mの比高差があると書かれているので、あと2m登ってみましょう。
大きなカメラをぶら下げた人や、一人で来られている男性が多かったです。きっと歴史通なんだろうな!そういう人に城址の見方とか聞いてみたい!
吉田郡山城 御本丸跡
8時16分に本丸跡に到着しました。30分ほど歩いたので、朝から良き運動!こちらは郡山という山の山頂でもあるので、山頂標識もありました。
山頂の標高は本丸の390mよりも少し高くて、402mでした。史料によるとこの本丸跡を毛利元就と、その後を継いだ孫の元輝が居城にしていたようです。思ったほどの見晴らしもなく木々に覆われていますが、こんな山の上に住んでたら足腰強くなりそう!
少し下ると城内最大の郭である三ノ丸跡があります。多数の瓦が採取されたそうで、ここには瓦葺建物があった模様です。
他にもいろんな跡地がありますが、ただ山に登って景色を楽しむよりもロマンがありますね!
当時の人はどんな事を思い、どんなものを食べ、どんな夢をもってここにいたのでしょう?そして私は一体何を後世に残せるのでしょう・・・( ・∇・)?
展望所から見下ろす令和の世の中。今の世は戦国時代にくらべて安寧なのでしょうか?いまだに戦争もしてるし、疫病も流行るし、歴史に学ぶ事のできない世になってますね;
続いては旧本城を目指します。旧本城への道のりが一番急峻で登山っぽいルートでした!
吉田郡山城 旧本城跡
説明版によると、毛利元就が先ほどの山頂の本丸に移る前に住んでいた居城があった場所の様です。
旧本城のすぐそばには展望台がありました。戦国時代から、なんだか急に現代風。
そして山麓に向かっていくと郡山公園になっています。人っけはないですが、お祭り感があります。提灯や旗が立っていたり、茶屋っぽい建物もあります。まだ朝早いので営業時間前なのかな?
公園を抜けると山麓にあるのは清神社。きよ神社ではなくて、すが神社と読むそうです。日本書紀に出てくるヤマタノオロチを退治した場所がここではと言われているんだとか!
なんか入口から出る感じになりますが、表参道から下界へ戻ります。ここからは一旦駐車場に戻って、スタンプ帳を持って少し車で移動!
安芸高田市歴史民俗博物館で日本100名城スタンプGET♪
お次は駐車場からも程近い、安芸高田市歴史民俗博物館へ♪こちらは有料施設ですが、入口受付でスタンプを押すことができます。
無事に吉田郡山城のスタンプGET٩(ˊᗜˋ*)و✧今回は入場せずにスタンプだけ押させて頂いて、博物館を後にしました。
館内には毛利元就コーナーもあるそうですが、外にも銅像があったりしてかなりの推しぶりです。
標高はそんなに高くないですが、けっこうハードな山城なので夏場は避けた方がいいかも;今の時期はちょうどよかったです^^中国地方の100名場も、残り3城になりました!!
続・100名城もあるしコンプできるのは当分先になりそうですが、コツコツお城巡りも続けていこうと思います!次はレースか?攻城か?もはや何ブログなのかわからなくなりつつありますが、今回も最後までご覧いただきありがとうございました(*˘︶˘*).。.:*♡またね!