| 続・日本100名城 No.171 | 備中高松城（びっちゅうたかまつじょう） |
|---|---|
| 住所 | 岡山県岡山市北区高松５５８−２ |
| スタンプ設置場所 | 高松城址公園資料館 |
| 開館時間 | 10時〜１５時 |
| 休館日 | 月曜日、年末年始 |
| 入館料 | 無料 |
| 公式サイト | https://www.okayama-kanko.jp/spot/10063 |
おはようございます♪ 走食系女子カトレアです♪まだまだ、岡山城攻め編は続きます！！朝から備中松山城→鬼ノ城と山城を攻めた後は下界に降り立ち備中高松城へやってまいりました！
備中高松城は、備中高松城の戦いとして豊臣秀吉が水攻めを行った事で有名！水攻めが行われている真っ最中には「本能寺の変」が起こり、まさに激動の乱世の渦中にあったお城です！
今回は周囲の沼地を天然の要害として利用した、中国中国大返しの起点【備中高松城】攻城レポです！！
高松城址公園駐車場からスタート♪
山城を２つ攻めた後は、下界にある平城にやってきました！！
高松城の跡地は、現在は高松城址公園として整備されていて無料駐車場も完備！雨が降ったり止んだりと雲行きが不安定なので、足早に攻城したいと思います。
国指定史跡 高松城址
見渡す限り綺麗に整備された広い公園ですが、ところどころに看板や旗などが立っていて当時の様子を教えてくれます。
備中高松城は清水宗治の居城として知られ、沼地にあります。石垣を築かずに土壇だけで築成された「土城」で、城の周りにある沼沢が天然の外堀をなしていました！
激しい戦いがあった事など微塵も感じさせないのどかな公園になっていますが、羽柴秀吉による日本三大水攻めに数えられる「備中高松城の戦い」の舞台なんです！
低地は台地に比べると浸水しやすくて排水が悪く地盤も軟弱ですが、備中高松城は逆にその湿地を天然の要害としました！まさに地の利ですね！
しかーし！本来なら城攻めを困難にさせるはずの利点を逆手に取った奇策、それが秀吉の秘策「⽔攻め」です！黒⽥官兵衛の献策もあったと言われていますが、大規模な堤防を造って城を沈めてしまうというスケールの大きな戦法です！
水によって城を孤立させ、兵糧供給や援軍を断つことが狙い！秀吉軍は、築堤を12⽇で完成させて⾜守川の堰を切った⽔はまたたくまに⽔位を増して⾼松城は湖上に浮かぶ孤城となってしまいます。城外はもちろん本丸まで水没！！約1か月の包囲の後、備中高松城はついに開城してしまうのです。
お天気も悪いし、ただの公園感がすごくて写真が映えません（笑）公園内をくるりと散策して、次は敷地内にある備中高松城址公園資料館にお邪魔します。
高松城址公園資料館で続・日本１００名城スタンプGET♪
資料館に入るとすぐ入口横に、続・日本１００名城スタンプが設置されています＾＾
本日３つ目のスタンプGET♪今回は合計４城を攻めましたが、続・日本１００名城は備中高松城だけでした！
ちなみに資料館のすぐお隣の敷地には、新たな資料館が新築中！まもなくオープンするみたいです♪
無事にスタンプもGETしましたが、公園は広いのでまだまだ本丸には辿り着けていないので続きを探訪していきたいと思います。
歴史のお勉強もまだまだ続きます。そもそもなぜ備中高松城の戦いは起こったのでしょうか？近畿地方の平定に成功した織田信長が、次に攻略しようとしたのが中国地方でした！
織田信長は、羽柴秀吉に「中国攻め」の総大将を命じて毛利輝元の統治する中国地方への侵攻を開始します。
毛利氏配下の清水宗治の守備する備中高松城を攻略した戦いが【備中高松城の戦い】という訳です！
湿地帯なだけに蓮池に囲まれています。この場所は二の丸と本丸の間の池で、沼の復元によって自然に生えた蓮なんだそうです！蓮の時期にはとても美しい光景が見られるそみたい＾＾
備中高松城・本丸跡
蓮池を挟んで、ようやく本丸跡に辿り着きました！本丸付近には、清水宗治首塚もありましたが・・さすがに写真を撮るのは憚られました；；なぜ首塚があるのかというと、この攻城戦の最中に、織田信長が明智光秀に討たれる「本能寺の変」が起こります！
秀吉は、主君の敵討ちを最優先するため、織田信長の死を隠しながら毛利氏に対してこう言います。
この条件を聞いた清水宗治は、水没した城から小舟で羽柴軍の本陣まで出向き目の前で舞を踊って美しい辞世の句を詠んだあとに切腹しました。
秀吉は、清水宗治の最期を見届けると、織田信長の仇・明智光秀を討つために京都へと全軍を率いて進軍を開始します！これが「中国の大返し」ってやつですね！
壮大な物語があったなんて！何も知らないとただの平和な公園ですが、歴史を知ると見方が変わりますね！ここからは来た道を戻って「本丸の大返し」← カトレア軍は次の城へと進軍するのでした！
