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【鳥取城 No.63】日本(ひのもと)のかくれなき名山に立つ『天球の城』♪

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日本100名城 No.63 鳥取城(とっとりじょう)
住所 鳥取県鳥取市東町2丁目121
スタンプ設置場所 鳥取城跡内「重要文化財 仁風閣」内
開館時間 9:00~17:00(入場16:30)
休館日 毎週月曜(祝日の場合は開館)・祝日の翌日は休館
年末年始
入館料 一般150円
公式サイト http://www.tbz.or.jp/jinpuukaku/

おはようございます♪ 走食系女子カトレアです♪『指先で未来を変える』をコンセプトに、RUN情報を中心に不定期配信しています(*^^)v

久しぶりのレース遠征\(^o^)/山口県で行われた第6回 JAL 向津具ダブルマラソンに出走してきました!

前日に経由した鳥取に立ち寄って、鳥取城を攻城!鳥取城といえば、戦国時代には羽柴秀吉と毛利軍との兵糧攻めの戦いで「鳥取の飢殺し」惨劇の舞台になった場所です;

現在はほぼ石垣を残すのみですが、日本で唯一のとても珍し丸い石垣があったりして良い意味で期待を裏切る素晴らしい城跡でした!!今回は、そんな鳥取城の攻城です!!




鳥取県庁北側駐車場からスタート♪

住所 鳥取市東町一丁目220番地

鳥取城のすぐ側にある県庁では、休日(土・日曜日、祝祭日)に県庁舎構内の駐車場が無料開放されています^^地下・地上・北側と3箇所あるようですが、今回は北側駐車場に車を止めました!



駐車場から城跡へはとても近く、歩いて向かうとまずは吉川経家(きっかわ つねいえ)公の銅像がお出迎え^^吉川経家公といえば、鳥取城の城主で、豊臣秀吉による徹底的な兵糧攻めの際に城内にいた兵と民の無事と引き換えに切腹をした武将です。



立派なお堀に囲まれた城域。擬宝珠橋のかかる中ノ御門表門の前には「史跡鳥取城跡附太閤ヶ平」と刻まれた石碑が建っています。中ノ御門から中に入る事は出来ませんが、橋の上では結婚式の前撮りをされていました^^



お堀の周りを歩いて久松公園入口まで来ると、なつかしいメロディの流れる岡野貞一歌碑がありました。「ふるさと」を作曲した鳥取市出身の音楽家なのだそうです。



歌碑を右に曲がると久松公園!久松山の麓にある鳥取城は別名を久松城(きゅうしょうじょう)・久松山城ともいうそうです。



北ノ御門跡を通って、いよいよ登城♪まずは隣接する敷地にある「仁風閣」へ♪




国指定重要文化財 仁風閣(じんぷうかく)



国重要文化財にも指定されている、白亜の洋館・仁風閣!!ここは16時30分までなのですが、すでに16時を過ぎているので急いで中へ〜!



仁風閣は「宮廷建築の第一人者」片山東熊が手がけた洋風建築で、フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺2階建て!洋風建築の様々な様式が取り入れられています。



仁風閣にやってきたお目当ては、日本100名城スタンプです\(^o^)/有料で中を見学出来るようですが、もう閉館直前なので今回はスタンプだけ。入口に置いてあるので、無料で押すことができます。





無事にスタンプを押せたところで、時間の許す限り城跡を見て回りたいと思います♪

国指定史跡『鳥取城跡』



仁風閣を出て、山の方に進んでいくと西坂下御門(高麗門)があります。ここから石垣にそって階段を上がって行きます。



鳥取城は、戦国時代の山城を起源にした城跡で鳥取藩32万石の居城として江戸時代に整備されたものです。

カトレア
カトレア
防御性の高さや、山頂からの優れた眺めから、「日本(ひのもと)にかくれなき名山」と評されたんだそうです^^
はてにゃん
はてにゃん
織田信長は「堅固な名城」と讃えたんだよ!



とっても重厚で立派な石垣!石垣の中に、「お左近」の手水鉢を見つける事もできました^^穴の空いた楕円形の石がそうです!



石段を登りきると、二の丸跡になっています。鳥取城ってちょっとナメていたんですが、あまりの規模と壮大さにびっくりしました!!現在は天守台、石垣、堀、井戸等が残っているのみですが、とにかく広大でどう見て回るか迷ってしまうほどです!



広い二の丸跡を過ぎて、5合目までくると中坂稲荷神社があります。この鳥居の先から山上ノ丸(さんじょうのまる)に行くことができます。山上ノ丸は後にして、山下ノ丸(さんげのまる)へ♪



史跡 表御門跡を通って、巻石垣のある天球丸を目指します。



立派な高石垣!そんなに標高は高くないものの、鳥取市内がばっちり見渡せます!そして、しばらく進んで振り返るとそこには!?

国内唯一の『巻石垣』



この上にある天球丸の補強石垣として設けられたという巻石垣。石垣としては日本で唯一のもの!江戸時代後期には、石垣のたわみを防ぐために球面を持つ巻石垣によって石垣下部が補強されたことも明らかになり、巻石垣が復元されたんだそうです。



ズームでドーン! また鳥取城は姫路城の「弟城」と呼ばれていて、姫路城が築かれてから約10年後に同じ職人さん達が携わったと言われています。



引きでドーン!鳥取城すごいやん!感動の嵐です!巻石垣に感動した後は、先程の中坂稲荷神社まで戻って鳥居をくぐります。



中坂稲荷神社には、三日三晩で江戸から鳥取を往復したという伝説を持つ狐が祀られているそうです!



鳥居をくぐると、天上界へと続く石段があります。ここから山上ノ丸へ行くことができるのですが・・



山頂登山口と書かれていて、見るからに登山道(笑)いつもなら喜び勇んで登っちゃう所なんですが・・時間的にも遅いし、まだこの後も移動があるので断念;



登山道には行かず、二の丸の一段上、平山城部の最高所にある『天球丸』へ向かいます♪

史跡 天球丸跡(てんきゅうまるあと)



天球丸は、さきほどの球型に石垣が積み上げられていた巻石垣のちょうど上の部分になります。



天球丸って巻石垣にふさわしい名前ですが、実は全然関係なくて、慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いの後に鳥取城主となった池田直吉の姉・天球院が住んだことに由来しているんだそうです。すごい偶然w



スタバをもじったすなば珈琲があるくらいだから、天空の城ならぬ天球の城としてPRすればもっと人気が出そうですがどうでしょう?笑



天球丸跡からみた景色。とにかく相当広い城域です!



天球丸の南東には、三階櫓跡(さんかいやぐらあと)。山頂の天守が焼失した後は、ここが鳥取城のシンボルになっていたそうです。



三階櫓跡からは、さっきスタンプを押した「仁風閣」やその周りにある庭園がバッチリ見渡せます!



だんだん日も欠けてきたので、そろそろお暇せねばなりません。名残惜しいな〜!最後に二の丸北端に設けられた「登石垣(のぼりいしがき)」へ!




登石垣(のぼりいしがき)



登石垣は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に朝鮮半島の倭城の防備を固めるために採られた石垣普請の手法で竪石垣(たていしがき)ともいいます。


登石垣のあるお城
  • 鳥取城←イマココ
  • 松山城
  • 彦根城
  • 洲本城
  • 竹田城
  • 米子城←あとはココだけ


  • 名残惜しくも鳥取城を満喫して、次の目的地へ♪様々なお城を攻めてきましたが、鳥取城はかなり高ランク!山頂まで行けなかったのが残念ですが、また訪れたいと思える名城でした^^



    この後は、翌日のレースに備えて移動!久々にフルマラソンに出走したので、是非レースの様子もご覧ください♪

    レースも観光編も最高のRUN遠征になりました♪今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました\(^o^)/♪