日本100名城 No.65 | 月山富田城(がっさんとだじょう) |
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住所 | 島根県安来市広瀬町富田2188 |
スタンプ設置場所 | 安来市立歴史資料館(無料で押せます) |
開館時間 | 9:30~17:00 |
休館日 | 毎週水曜日、12月29日~1月3日 |
公式サイト | https://yasugi-kankou.com/see/676/ |
おはようございます♪ 走食系女子カトレアです♪『指先で未来を変える』をコンセプトに、RUN情報を中心に不定期配信しています(*^^)v
久々のリアルロードレース『萩・石見空港マラソン全国大会』のハーフの部に出走してきました^^♪
レース前日はお昼前から雨予報だったので、朝イチで【月山富田城(がっさんとだじょう)】を攻城しました!これで日本五大山城は全部制覇!!!広大な城域は、標高184mの月山の地形を利用した戦国時代屈指の要害です!
という訳でRUN旅観光編の第一弾は、一度も落城しなかった天下の名城【月山富田城】の攻城レポです♪
道の駅「広瀬・富田城」から登城スタート♪

所在地 | 島根県安来市広瀬町町帳775-1 |
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TEL | 0854-32-2575 |
駐車場 | 利用無料〜大型:2台 普通車:44(身障者用2)台〜 |
営業時間 | 10:00~17:00 ※駐車場、トイレ、電話は24時間利用可能 |
公式サイト | https://www.kankou-shimane.com/destination/21744/ |
今回は、月山富田城の麓にある道の駅に車を止めてガッツリ登ります。いくつか登城コースがあって、もう少し上の方まで車で行くこともできるので体力や時間と応相談♪
駐車場には、周辺の案内図やお城の概要が書いた看板もありました。案内図の横から登城コースがはじまります!
雨が降り出す前に攻城したかったので、7時25分スタート! 昨日まで夏だったのに、今日から急に秋になりました(笑)もう長袖の季節だね。
見上げると、何となく山頂付近の石垣が見えます。結構な山感で、がっつり登ることになりそうな予感☆
道は急斜面ですが、ハイキングコースとしてキレイに整備されているので危険箇所はなかったです。道案内もしっかりあるので、矢印に従って進めばオケ○
結構がっつり歩くことになりますので、他の山城もそうですが歩ける靴が必須です! といっても私は、ビーサンです← そろそろビーサンの季節も終わりだな〜と今回の旅で感じました。
歩幅の合わない階段。毎回同じ足で次の段を登ることになるので、なんだか気持ち悪いです(笑)
ひたすら階段を登り続けると、小屋が見えてきました。
尼子神社(あまごじんじゃ) ・千畳平(せんじょうひら、せんじょうなり)
階段を登りきると、広く平らな場所にでてきました!尼子神社の鳥居と祠が鎮座しています。尼子神社の主祭神は尼子三代(経久・晴久・義久)と山中鹿介幸盛他諸勇士。昭和9年に当城跡が史跡登録されてから商工会が当地を買い取り、公園として整備するとともに神社を建造したのだとか。
千畳平(せんじょうひら、せんじょうなり)と呼ばれる、城兵集合の場として使われた場所もあるのですが・・残念ながら石垣修繕の為、立入禁止になっていました。仕方ないので先に進みます。
ちなみにさっき見えていた小屋はトイレでした(笑) トイレは山の中に二箇所あります。
見下ろすとこんな感じ♪この風景からも、お城の広大さがわかりますよね!とにかく物凄く広い城域です。私が敵軍だったら、こんな所攻めたくないな(笑)
太鼓壇(たいこのだん)・山中鹿介幸盛(やまなかしかのすけゆきもり)の銅像
続いては太鼓壇と呼ばれる場所に到着。ここは当時、時を知らせる太鼓櫓があった場所なのだそうです。今は安来市のヒーロー山中さんの銅像が建立されています。
山頂まではまだまだあるので、サクサクいきますよ〜!
またまた小屋が見えてきました! 今回はトイレではなさそうです(笑)
花ノ壇(はなのだん)
ここは花ノ壇と呼ばれる場所で、発掘調査で二棟の建物跡を休憩場所として復元整備したそうです。
小屋の中を覗くと、薄暗い室内にまさかの顔出し看板(笑)
色彩を明るくして撮影していますが、実際はかなり暗いので違うものが写りそうで怖い感じ;
ここからは、せっかく登ってきたのに一旦下ります。
急に近代的な手すりのある階段と合流しますが、ここまで駐車場で来ることもできるようです。楽ちんやな。
ここからは歩いてすぐの場所に広大な曲輪があります! 石垣で囲まれた階段を少し登ると・・
月山富田城の城主の館があったと言われている山中御殿です!
山中御殿(さんちゅうごてん)
案内のパンフレットにも、ちょうどこの角度からの写真が載っています(笑) この辺りが、ちょうど月山の中腹になります。
門・石垣・井戸・石段・櫓跡などが残っていますが、とにかくこの場所は広いです!
ここは雑用井戸と書かれていますが、穴が空いていて何となく井戸感があります(笑)その奥に並ぶ石垣が、とても立派!!
とりあえず広大なので、見て回るのも大変です; 遺構はそこそこにして、月山軍用道を通って本丸を目指します!
月山富田城は菅谷口、御子守口、塩谷口の3方面からしか攻める事ができません! そして例え城内郭の下段が落ちても、中段の山中御殿で防ぐシステムになっています。
山中御殿が落ちても、月山に登って敵を防御!頂上には堀を築いて守りを固め、猛攻を耐え抜いて一度も落城しなかった天下の堅城なんです!
本丸の手前には、親子観音(堀尾勘解由の墓)。
ここから更に520m登った先が、山頂部にある本丸です! またキツイ登りのスタート!
山道を登りきると、突如現る見事な石垣!! この石垣の上にお城の主要部が待ち構えているのです!
三ノ丸(さんのまる)
まずは三ノ丸! 外周の石垣はずっと続いていますが、かなり崩落&埋没していたようです。
三ノ丸には石の鳥居が建っていて、月山の四等三角点もありました!
天空の鳥居。ここからの眺望も素晴らしいです!
そして三角点。標高は183.9mですが、もっとガッツリ登った感があります!
三ノ丸の先には、またまた小屋が見えます。一段高くなっていて、階段で小屋の方に向かっていきます。
小屋というか、中にベンチのある東屋のようになっています。この辺りが二の丸跡になります。
二の丸(にのまる)
二の丸からの眺望も素敵です^^♪ 山頂部までくると、景色を遮るものが何もないので見晴らし抜群!
この先には、いよいよ本丸ですがここから本丸へも一筋縄では行けないようになっています。
堀切や食い違い虎口で、簡単には攻め込めないようになっています。一旦下ってから再び登って、ようやく本丸に辿り着けるのです。
写真の豊富さからも、月山の広大さがおわかり頂けていますでしょうか?笑
下ったり登ったりして、やっと本丸!!
月山富田城 本丸(ほんまる)
本丸跡には、とても趣のある月山略史年表が建っていました。細かいので読むのが大変ですが、墨でかかれていて歴史を感じさせます。時刻は8時5分、登城を開始してから40分で到着です。
月山富田城は歴代の出雲国守護職の居城で、戦国時代には大名尼子氏の本拠地でした!
なのに本丸の奥には、山中鹿介幸盛の記念碑が! 鹿介さん推しが随所に感じられますが、尼子さん・・・(・∀・) 記念碑からさらに進んでいくと、1番奥には神社がありました。
勝日高守神社(かつひたかもりじんじゃ)
大国主命が祀ってあって、尼子時代は代々城内のまもり神だったそうです。ここの標高は190mで、実質山頂ですね。
順路に沿って、参拝。裏側からくるっと回って正面に出てくるシステムになっていました・
1時間もかかっていないのですが、朝っぱらから攻めるにはハードな山城でした(笑)今朝から急に冷え込みが激しくなったので、アップダウンのある道のりには涼しくてちょうどよい気温でした。さぁ、ここからは下山開始です!
西袖ヶ平(にしそでがひら)
三ノ丸の方に降りていくと、見晴らしの良い西袖ヶ平に出ました^^ここも見晴らしが良いですが、振り返ると三ノ丸の石垣がででーん!
改めて凄い要塞ですね!
- 小谷城(滋賀県長浜市)
- 観音寺城(滋賀県近江八幡市)
- 月山富田城(島根県安来市)←イマココ
- 春日山城(新潟県上越市)
- 七尾城(石川県七尾市)
今回で、日本五大山城を全制覇です!!!
ここからはサクサクと下山します。
道の駅に戻り、隣接した歴史資料館へ♪ 最後の城攻めミッションです!
安来市立歴史資料館で日本100名城スタンプGET♪
下山したのが8時43分で開館時間にはまだ早かったのですが、入口は開いていてスタンプが押せるようになっていました\(^o^)/
無事に月山富田城のお城スタンプをGETして、本日一つ目の攻城ミッション終了です!
今日はこの後も移動して、次々と攻城します! 島根のお城巡り続編や、レースレポも合わせて御覧いただけると嬉しいです^^
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました(*^^*)♪