日本100名城 PR

【赤穂城 No.60】忠臣蔵の舞台‼御崎や坂越にも足を伸ばして播州赤穂散策♪

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日本100名城 No.60 赤穂城(あこうじょう)
住所 兵庫県赤穂市上仮屋
スタンプ設置場所 本丸櫓門下・赤穂歴史博物館
開館時間 9:00~16:30
定休日(赤穂歴史博物館) 水曜日(ただし祝日と重なった場合はその翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
公式サイト http://www.ako-hyg.ed.jp/bunkazai/akojo/index.html

おはようございます♪ 走食系女子カトレアです♪『指先で未来を変える』をコンセプトに、RUN情報を中心に不定期配信しています(*^^)v

新年早々風邪を引いてしまった事をきっかけに、寒さとのダブルパンチでRUNは絶賛おサボり中です(笑)年のせいか治りが超絶悪くて、先日ようやく完全復活を遂げました!!

いつものようにマラニックでお城巡りしたいところなのですが、寒すぎて汗冷えしてまた風邪を引いたら・・というのを言い訳に;今回もRUNではなくWALK・・というかただの観光です(・∀・)

近畿地方の日本100名城の最後の城【赤穂城(あこじょう)】を攻城したのでそのレポになります♪♪




大石神社駐車場からスタート♪

所在地 兵庫県赤穂市上仮屋129
参拝時間 8:00~17:00
公式サイト https://www.ako-ooishijinjya.or.jp/

赤穂城の旧城内にある大石神社の無料駐車場に車を止めてのスタートです!実は、赤穂市に足を踏み入れるのははじめて!播州赤穂といえば、JRの終点というイメージしかなかった、ゴメン。



せっかくなので、まずは大石神社を参拝します。大石神社というだけあって、ご祭神は大石内蔵助良雄以下四十七義士命と中折の烈士萱野三平命です!



参道の両脇には、大石良雄ら赤穂義士の石造がズラリと並んでいます。赤穂浪士という呼び名の方がワタシ的にはしっくりくるのですが、いずれも「吉良邸討ち入り」のメンバーで歌舞伎演目の『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』で通称:忠臣蔵として一躍有名になりました。



大石神社には、国指定史跡の大石邸長屋門や庭園、義士ゆかりの武具・書画などを展示している義士宝物殿や義士木像奉安殿があります。



とても立派な神社で、四十七士由来から、大願成就祈願にご利益があるとされています。



すっかり節分仕様の大石神社を参拝した後は、隣接する赤穂城跡に向かいます。

国史跡 赤穂城跡



城跡の周辺にはいくつもの歴史観光スポットがあるのですが、城跡だけでも広大です!!!



まずは、片岡源五右衛門(かたおかげんごえもん)宅址。源五右衛門さんは、赤穂四十七士の一人で浅野内匠頭の側近くに仕え寵愛された人なのだそうです。



いかにも城跡感が漂う石垣に近づいてきました。今回は立ち寄っていませんが、近くには民俗資料館もあります。



本丸に至るまでの道中には、二の丸門跡がありました。明治維新後に門は取り壊されたそうですが、二の丸周辺は現在も発掘調査中です。



二の丸の見所は、2016年に復元された「旧赤穂城二之丸庭園」!江戸時代初期の作庭と推定されている庭園です。



庭園の入口となっている表門は、浅野氏の重臣・大石頼母助(のちに大石良雄の後見人になる武将)の屋敷門です。



庭園内も無料で見学できるのでチラリと散策しましたが。とっても淋しげな感じ;誰もいないし、ただの芝生広場という感じです;



庭園内をサラッと見学して、いよいよ本丸の表玄関となる本丸門前にやってきました\(^o^)/

赤穂城本丸高麗門・櫓門



赤穂城の表玄関となる本丸門は、高麗門(こうらいもん)と櫓門(やぐらもん)の二門で構成されています!



まずは高麗門をくぐります。その先には櫓門があって、櫓門をくぐると城内に入る事ができるんです!櫓門は時期によっては内部見学ができますが、1月、2月、8月は全休・非公開でした;残念!そして櫓門の下には・・・




赤穂城 本丸櫓門下で日本100名城スタンプGET♪



雨に濡れない位置に、100名城スタンプが置いてあります^^♪わざわざ資料館に行かなくて済むので、助かります!



ここで100名城スタンプを押印♪これで近畿地方の100名城は全て揃いました\(^o^)/


スタンプを押して城内に入ると、これまた広大な本丸跡が広がっています!!

赤穂城 本丸跡



とても広い!説明文によると、本丸の面積は15114㎡もあるそうです!



赤穂城の別名は加里屋城、大鷹城と呼ばれ、赤穂浅野家の藩祖長直が、13年かけて築城した変形輪郭式の海岸平城です。今では埋め立てられていますが、当時城の南側は瀬戸内海に面し、清水門の南にある船入は船が出入りできるようになっていたのだそうです。



天守台もあって、階段で上まで登れるようになっていました。築城当時は、5層天守の造営も計画されていたらしいのですが幕府への遠慮か財政難のためなのか?結局造営されず、天守はなく天守台のみが残されています。



天守台からの眺め。周りに高い建物がないので、すかーんと見渡す事ができます^^



天守台には特に何もなく、周りの柵に説明看板などがあるのみでした。



とても広いのに人が全然いなくて寂しい感じ・・兵庫は100明城が多く、赤穂城で5つ目ですが竹田城や姫路城は大盛況なのに・・・お城によって人気ぶりが全く違いますね。赤穂城の広大な敷地がより寂しさを増幅させています(^_^;)



天守台から色んな方向でパチリ★



池もあるのですが、水が澄んでいて天守台の上からでもそこが見えるくらいキレイです。



跡地にはそれぞれ台所とか寝間とか、当時その場所が何に使われていたのかがわかるプレートが埋め込まれています。



近くで見るとこんな感じです。これを見ながら、ここでお風呂に入ってたんだな〜とか妄想しながら見て回りました。



帰りは櫓門ではなく厩口門(うまやぐちもん)から退城。森家時代には台所門とも呼ばれていたそうです。



白い煙は、近くの工場から上がっていたのですが、お城に上がる狼煙みたいに見えます(笑)



赤穂城の攻城はこれにて終了。この後は、城下町を散策しながら赤穂名物が食べられるお店を探します\(^o^)

「味の駅ちぎり」で名物ランチ♪

住所 兵庫県赤穂市加里屋2159-11
交通アクセス 播州赤穂駅南口から徒歩約8分
電話番号 0791-55-9922
営業時間 月 18:00~22:00 火~日 11:00~14:00,18:00~22:00
定休日 毎月第1日曜日
公式サイト https://www.big-advance.site/s/164/1286

駅の方に向かってしばらく歩いて、良さげなお店を発見!カキが大好物なので、絶対赤穂ではカキを食べようと狙ってました\(^o^)/ 赤穂かきまつりに行けたら良かったのですが、2022年は中止が発表されています。そして、この日は火曜日だったのですが・・・やたら火曜日が定休日のお店が多かったです(笑)



お店の前にある写真看板で、美味しそうだったのとちょうど開店時間になったので『味の駅 ちぎり』でランチをすることにします^^



わさびと朝倉山椒で食べる、スパイシーなカキ天丼!!! カキフライは割とどこにでもありますが。カキの天ぷらってちょっと珍しいですよね? 温玉も乗っていて、めちゃくちゃ美味しかったです(*^^*)♪♪ カキ食べられて良かった〜!!! ご飯が多くて満腹になりすぎましたが、お腹を満たした後は車に戻って次の場所へ移動します♪




赤穂観光 伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)

所在地 兵庫県赤穂市御崎2
公式サイト https://www.city.ako.lg.jp/kensetsu/kankou/shisetsu/kanko/iwamiyakohibai.html

せっかくなので赤穂の観光スポットを巡ります♪ 次にやってきたのは、赤穂温泉のある赤穂御崎です。歓迎 赤穂温泉と書かれた大きな看板!ここが無料駐車場になっているので、車を止めて周辺を散策します。



駐車場からすぐの場所に伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)があったので、まずは参拝。その名の通り、伊和都比売大神を祀っている神社で市内最古で、市内唯一の延喜式神名帳名を連ねる式内社でもあるそうです。



伊和都比売神社は、縁結びのご利益があるとされる「姫守」が古くから若い男女の信仰を集めているそうです。元々は海に浮かぶ岩礁の上に祀られていましたが、浅野長矩によって移設されたんだとか!また、航海安全や大漁祈願の神様としても信仰を集めています。



境内からは海が見渡せて、海沿いには大きな鳥居が建っています。この辺りは、瀬戸内海(播磨灘北西部)に面する岬で、日本百景の一つにも選ばれています。



鳥居の脇にはベンチがあって、「恋人の聖地」のプレートがありました(*´∀`)縁結びの神様の元で海を見ながらベンチで一息・・ロマンチックやーーーん!



海岸線に沿って遊歩道になっているので、海辺をお散歩♪ 沿道には大石内蔵助に所以のある「大石名残りの松」や、シーズンオフですが一目5千本といわれる桜の林があります。



そしておしゃれカフェのあるという映えスポットのきらきら坂にも行ってみました・・・が・・・定休日(笑)



冬の火曜日の赤穂は、どこもとても寂しい感じでした(笑)土・日や海水浴、はたまたカキ祭りがやっていたら賑やかなのかな?? はてさて御崎はこのくらいにして、まだまだ続くよ赤穂観光!!!

赤穂観光 坂越浦周辺散策♪



またまた車でびゅーんと移動して、次にやってきたのは坂越(さこし)です。坂越は赤穂市東部の坂越湾に面する港町です。



ここも海沿いに無料駐車場があったので、そこに車を止めました。観光駐車場が全部無料で太っ腹!トイレもちゃんとあるし、観光マップもあって至れり尽くせり^^♪ メインは山城が目的なのですが、その前に少し街並みを散策♪


カトレア
カトレア
坂越は2018年には、北前船の寄港地の一つとして、町並みや文化財が『日本遺産』に認定されています!
はてにゃん
はてにゃん
北前船とは、江戸〜明治時代にかけて商品を売り買いしながら大阪と北海道の間を結んでいた商船群のことだよ!



石畳のメインストリートは『大道(だいどう)』と呼ばれ、とても雰囲気の良い街並みになっています。



酒蔵もあったりしていい感じなのですが・・やっぱり人が少ない(笑)そして閉まっているお店も多くて、淋しげです。土日に来なアカンな! そんな感じなので、散策は早々に切り上げてお目当ての山城に行きます^^

坂越浦城跡・御番所跡(さこしうらじょうあと・ごばんしょあと)



山城と言っても、坂越浦城は標高20m程で大避神社の西側にあって現在は公園になっています。室町時代に播磨地方を支配していた山名持豊が築いたと言われています。江戸時代にはこの場所に赤穂藩の御番所が置かれ、坂越浦に出入りする船の監視をしていたのだそうです。



坂越浦城の北側は宝珠山(茶臼山)の登山口になっていて、今回は茶臼山まで登ることにしました。



車でも登れるように整備された道もあるので、山道を歩くのはほんの少しで済みます。



石段を登っていくと、大避神社の立派な鳥居があります。



続いて白勢稲荷の朱色の鳥居。標高はそんなに高くないのですが、登りの階段がエンドレスに続きます;



寒いのでダウンジャケットを着ていましたが、登り階段で汗をかきました(^_^;)冬の温度調整って難しいです。神社のつきはお寺さん。ここは妙見寺の観音堂です。



ここからは山道に突入。イノシシを捕まえる罠などもありました!!



低いからといっても山は侮れませんね!石仏巡礼コースや妙見寺の奥の院にいく道なんかもありました。



近道を通って、ここから一気に茶臼山の山頂へ!!!

茶臼山城跡(ちゃうすやまじょうあと)



茶臼山城は標高166mの山頂にあったお城です。海の見える見晴らしの良い場所ですが、遺構らしきものはほとんど残っていないそうです。



すぐそばに生島(いきしま)が見えます!生島の樹林は、天然記念物に指定されているそうです。



城攻めにしても登山にしても中途半端な感じですが;山の上から見る生島の姿は価値があります^^♪ 坂越浦城も茶臼山城も、赤穂に来るにあたって初めて知ったお城でしたが日本には無名の城がまだまだ無限にあるんだろうな(・∀・)

歴史を勉強しつつ、これからもRUNにこだわらず←色んなお城を巡って行きたいです\(^o^)/ 色々巡って大作になってしまいましたが、今回も最後までご覧頂きありがとうございました(*´∀`) 次回はそろそろ走らねば・_・